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過払い請求とは
過払いとは貸金業者に返済し過ぎたお金のことです。貸金業者にお金を借りた多くの人は「利息制限法」で定められた金利よりも高い金利でお金を借りています。
「利息制限法」で定められた金利よりも高い金利でお金を返済していた人は、「利息制限法」で定められた金利との差額は、本来返済する必要がなかったお金ということになり、返済金額が減ったり、返済していたお金が戻ってくる可能性があります。
このようにして払いすぎたお金のことを「過払い」または「過払い金」と言い、その過払い(過払い金)の返還を要求することを過払い請求といいます。
特に貸金業者との取引期間が長い方は、返済される可能性が高いのです。
あなたも「過払い」という財産を積み立てているかもしれません。
では、
どのような取引の場合に過払い金が発生するかを見てみましょう
ケース1
120万円を10年前に借り(金利・年27.8%)、毎月金利分だけを返済してきた場合。毎月の返済分は、2万8千円程度になります。
| 年数 | 契約上の金利での残金 | 利息制限法で計算した残金 |
|---|---|---|
借入れ時 |
1,200,000円 |
1,200,000円 |
1年後 |
1,200,000円 |
1,032,185円 |
2年後 |
1,200,000円 |
837,897円 |
3年後 |
1,200,000円 |
612,378円 |
4年後 |
1,200,000円 |
350,607円 |
5年後 |
1,200,000円 |
46,810円 |
6年後 |
1,200,000円 |
▲288,371円(払い過ぎ) |
7年後 |
1,200,000円 |
▲624,371円(払い過ぎ) |
8年後 |
1,200,000円 |
▲960,371円(払い過ぎ) |
9年後 |
1,200,000円 |
▲1,296,371円(払い過ぎ) |
10年後 |
1,200,000円 |
▲1,632,371円(払い過ぎ) |
この場合、6年後には過払金が発生し、10年後には160万円を越える過払金になっています。
ケース2
60万円を10年前に借り(金利・年29.2%)、毎月金利分だけを返済してきた場合。毎月の返済分は、1万5千円程度になります。
| 年数 | 契約上の金利での残金 | 利息制限法で計算した残金 |
|---|---|---|
借入れ時 |
600,000円 |
600,000円 |
1年後 |
600,000円 |
521,360円 |
2年後 |
600,000円 |
427,646円 |
3年後 |
600,000円 |
315,601円 |
4年後 |
600,000円 |
181,635円 |
5年後 |
600,000円 |
21,502円 |
6年後 |
600,000円 |
▲158,076円(払い過ぎ) |
7年後 |
600,000円 |
▲338,076円(払い過ぎ) |
8年後 |
600,000円 |
▲518,076円(払い過ぎ) |
9年後 |
600,000円 |
▲698,076円(払い過ぎ) |
10年後 |
600,000円 |
▲878,076円(払い過ぎ) |
この場合、6年後には完済し、逆に過払いが発生していることがわかります。それが10年後には90万円近い過払いになっています。
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